川口市立文化財センター「郷土資料館」

常設展示

 「郷土資料館」では、川口の歴史や民俗に関する資料を公開しています。
※画像は、令和7年3月のものです。実際の展示内容と異なる場合があります。

2F常設展示

ここでは、原始から現代にいたる川口市の歴史と民俗を紹介しています。

3F常設展示

ここでは、川口市域に生まれた郷土の偉人を紹介しています。

不二道の大成者 小谷 三志(こたに さんし)
生没1765-1841。日光御成道の鳩ヶ谷宿に生まれた富士信仰の高名な行者です。江戸時代に流行した富士講の先達を務め、自身の率いる「丸鳩講」を「不二考」(晩年には「不二道」)としょうします。身分や性別にかかわらず各地で道徳を説いて回り、全国で1万人を超える門下をほこりました。
近代彫刻の先駆者 大熊 氏広(おおくま うじひろ)
生没1856-1934。足立郡中居村(現在の川口市八幡木)生まれの明治時代を代表する彫刻家です。日本初の官営美術学校の彫刻科(1期生)を首席卒業し、油土や石膏を使う西洋彫刻を習得しました。ヨーロッパ留学で銅像制作を学び、靖国神社の《大村益次郎像》など生涯に100点以上の作品を手がけました。
鋳物資料室・ベーゴマ道場
川口の有名な地場産業である鋳物の歴史を紹介しています。
また、日本一の展示数を誇る貴重なベーゴマコレクションが展示されており、実際にベーゴマを回して遊ぶことができるスペースと、体験用のベーゴマ・紐も設置しています。