文政5年(1822)に日光御成道から越ヶ谷道が分岐する場所に建立された道標です。「これより右こしがや道二里」と刻まれています。また、隣接する地蔵院が、四国八十八箇所を川口市周辺の寺院に見立てて巡拝する新四国八十八箇所巡りの五十九番札所であったことから、札所の標識も兼ねています。