道中奉行から鳩ヶ谷宿に支給された助成金の手形を保管するための箱です。桐材で、大きさは縦24cm、横17cm、深さ3.8cmです。墨書によると寛政4年(1792)から同8年にかけて支給された手形が入れてありました。鳩ヶ谷宿において公用で使用された器物として現存唯一の資料です。