本塔は、文政3年(1820)11月に旧東新井宿村の庚申講中21人が造立しました、江戸時代後期に多く見られる文字の庚申塔で、道標を兼ねています。江戸時代の川口市域の重要な幹線道路であった日光御成道と赤山街道千住道に関わる数少ない道標として貴重な文化財です。