指定等: | 県指定 |
種別: | 有形文化財 彫刻 |
員数: | 1躯 |
年代: | 平安時代 |
指定年月日: | 昭和31年11月1日 |
所有者: | 宗教法人・安楽寺 |
所在地: | 上青木2-18-30 |
これは印相を結び、両脚を組んで座った金剛界の大日如来坐像です。檜材による寄木造りで、高さ93.0㎝、姿や法衣の表現に定朝様式の特色が現れており、平安時代末期の作とされています。
かつては、上青木にあった兼帯寺院養福寺の大日堂に安置されていましたが、嘉永2年(1849)の安楽寺宥範住職の時、山田眞楽翁をはじめ地域の人々の協力により、大日堂が再興され安楽寺に移されたと伝えられています。