指定等: | 県指定 |
種別: | 有形文化財 絵画 |
員数: | 1幅 |
年代: | 江戸時代 |
指定年月日: | 昭和33年3月20日 |
所有者: | 宗教法人・長徳寺 |
所在地: | 大字芝6303 寄託:さいたま市大宮区高鼻町4-219 (埼玉県立歴史と民俗の博物館) |
禅宗では、頂相といって、始祖・高僧といわれる僧侶の肖像画を描き、描かれた僧侶自らが筆を取り、自賛の詩を書き入れ、弟子たちに印可の証として授ける習慣がありました。これは長徳寺中興開山とされる龍派禅珠(寒松)が、逝去する寛永十三年(1636)の春、後住の禅復首座にあたえたものです。斜め右向きに曲彔に座った頂相画に、上部には七言絶句の自賛の書が書かれています。縦85.5㎝、横38.8㎝です。