この絵図面は、関東代官伊奈半十郎忠治が寛永6年(1629)に在地支配のために築き、以後163年間、寛政4年(1792)に改易に処せられるまで在地支配の拠点となっていた赤山陣屋の全容を記した唯一の資料です。陣屋の構造と周辺の状況を知るうえで欠かせない貴重な文化財です。