指定等: | 市指定 |
種別: | 有形文化財 工芸品 |
員数: | 1基 |
年代: | 室町時代 |
指定年月日: | 昭和51年2月19日 |
所有者: | 氷川神社 |
所在地: | 大字安行吉岡 寄託:本町1-17-1 (文化財センター) |
この懸仏は、作風から見て、室町時代後半期の作と思われ、鋳銅製で、中央に別鋳の十一面観音像を配しています。直径18.3㎝、厚さ0.5㎝です。もとは、安行村吉岡組の鎮守神明社の本地仏として奉納された懸仏で、中世に柱や壁などにかけて盛んに礼拝されました。その後神明社は、江戸時代後期に、現在の氷川社に合祀され氷川神社に伝えられているものです。