鳩ヶ谷宿の鎮守社である氷川神社の神輿です。別名「百貫みこし」と称され、夏の天王様の祭りで担がれました。嘉永5年(1852)頃に鳩ヶ谷宿の若者達が周囲の反対を押し切って奉納したとの伝承があります。意匠は江戸神輿の典型を示すとみられ、近世末期の民俗資料として貴重です。