明治3年(1870)に奉納された絵馬です。平安時代の後三年の役で源義家に従う鎌倉権五郎が右目を射抜かれながら奮戦し、味方の三浦為次がその矢を引き抜く場面が描かれています。川口出身で日本近代彫刻の先駆者である大熊氏広が少年時代に制作に関わったとされます。