慶応3年(1876)に江戸の女性が奉納した絵馬で、白馬と御者の姿がガラス板に描かれています。ガラスの裏面に描かれたため、色彩も鮮やかに残されており、背景に遠近法を用いるなど西洋画の手法も見られます。奉納者は当地から江戸に嫁いだ女性と推察されます。