叺原遺跡の西側台地中央部で確認された、火葬墓群から出土した平安時代の蔵骨器です。土師器(甕)、須恵器(短頸壺・蓋)から構成され、中でも土師器の蔵骨器が15点を占めています。中でも2号墓、6号墓出土の蓋には「小渕福」の墨書銘が認められます。