この秋草双雀鏡は、神器として羽盡神社に奉納されたもので、背面には秋草の咲き乱れる中で、2羽の雀が飛び交う様子が鋳出されており、鏡面に刻まれた銘文から建武2年(1335)に奉納されたものであることが判ります。直径19.0㎝、厚さ0.1㎝(縁の厚さは0.3㎝)の円鏡です。