指定等: | 市指定 |
種別: | 有形文化財 建造物 |
員数: | 1棟 |
年代: | 江戸時代 |
指定年月日: | 平成13年3月21日 |
所有者: | 宗教法人・金剛寺 |
所在地: | 大字安行吉岡1361 |
この山門は、木鼻(きばな)の絵様、形式、手法などから、江戸時代初期の建立で、典型的な江戸初期の四脚門の様式を示す貴重な建造物です。斗栱(ときょう)には簡略化が見られますが、反りのある化粧棰(けしょうたるき)、絵様付き実肘木(さねひじき)、木鼻等の渦文(うずもん)は古式で、棟飾りには地方の特徴がみられます。またこれは、通称「金剛寺の黒門」と呼ばれており、関東大震災後の修理で棰を2本取替え、昭和33年後頃の本堂修理の際に、左右の袖を取り外し、現在に至っています。