大宮台地鳩ヶ谷支台東側の谷戸の奥から湧き出す湧水を溜めた池の跡です。周囲の水田は台地に阻まれ見沼代用水を利用できなかったため、湧水の水を用いて、種子籾を水田に直接に撒く、直播きと呼ばれる方法で耕作されました。池跡には村人達が豊作を祈って建立した弁天社や石碑が祀られています。かつての農業慣行をしのばせる貴重な史跡です。