この絵馬は、かつて浅間神社と呼ばれ地域の富士信仰の拠点であった当神社の、天保11年(1840)当時の境内を描いたものです。社殿に赤鳥居、見沼代用水東縁と富士塚、白装束姿の参拝者8人等が描かれています。女人講中による奉納であることなど、地域の富士信仰の様子が窺い知ることが出来る貴重な資料です。